新潟県警捜査１課と糸魚川署は２５日、生まれたばかりの赤ん坊の首を切って殺害したなどとして、
アルバイト作業員、中村栄志容疑者（６５）＝別の傷害容疑で起訴＝を殺人と死体遺棄の両容疑で、
中村被告の義理の娘で無職、中村一美容疑者（２８）を殺人容疑で逮捕した。

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事件は今年２月２５日、一美容疑者が愛知県警半田署に自首し発覚した。
逮捕容疑は２０１４年夏ごろ、両容疑者が当時住んでいた糸魚川市歌の自宅２階寝室で、栄志容疑者の指示を受けた一美容疑者が自ら出産したばかりの男児の首を刃物で切りつけて、殺害したとしている。
栄志容疑者はその翌日頃に、遺体を遺棄したとみられている。
栄志容疑者は容疑を否認しており、男児の遺体は見つかっていない。栄志容疑者の自宅から凶器とみられる刃物を押収したという。

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一美容疑者は栄志容疑者の妻の連れ子で、男児は両容疑者の子供だったという。
新潟県警によると、中村容疑者は一美容疑者の実母と０１年に再婚。一美容疑者と養子縁組している。

同県警では当時の状況や経緯、犯行に至った詳しい動機などについて調べるとともに、死因などについても調べる方針だ。
 

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中村栄志容疑者と一美容疑者との関係

栄志容疑者と一美容疑者の不可解な関係は、一美容疑者の供述によると栄志容疑者から十数年にわたって強要されていたものであったことが分かっている。
 

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