インドの春の訪れを祝うヒンドゥー教の「ホーリー祭」が、とても楽しそうで参加したい!とネットで話題となっています。その、とてもカラフルでカオスな、とんでもなく面白い祭りの概要をまとめてみました。
■ 「ホーリー祭」とは
ホーリー祭(Holi)とは、インドのヒンドゥー教の春祭りです
「色かけ祭」とも呼ばれていて、誰彼構わず水や色粉、はたまたバケツに入ったペンキをかけまくります
色粉や色水を掛け合う由来は、カシミール地方の伝承でこの日に人家に押し入ってくる悪鬼ビシャーチャを追い払うため泥や汚物を投げつけたのが始まりとされています
■ うっぷん晴らしをする日
もともと豊作祈願の祭りでしたが、その後クリシュナ伝説などの各地の悪魔払いの伝説などが混ざって、現在みられる形になりました
今ではただ単に色のついた粉や水を人に向かってめちゃくちゃに投げ合うことによって友好を深めたり、日頃のうっぷんを晴らしたりする日、と認識されています
■ カオスの世界
祭りが始まると友人知人はもとより通りがかった見知らぬ人にまで顔や身体に色粉を塗りつけたり、色水を掛け合ったりします。色粉を塗りあった後は「ハッピー・ホーリー」と言いながら抱き合います
相手がオートバイに乗っていようと構わずに色水の入ったビニール袋を投げつけるし、そのビニール袋がビルの屋上や窓から道を歩いている人めがけて落ちてくることもあります
ホーリー祭は多くの企業や商店が休みとなるのが一般的です。またバスやトラックの運転手も祭りに参加しているので、当日の道路は閑散としています
■ 観光客にも容赦無し
旅行者は目立つためか格好のターゲットとなります
見知らぬ青年に顔や頭に色粉を付けられ背中に色水を入れられ、あっという間に体中がカラフルに
一度でも色粉や色水をくらうと「色粉&色水オッケーな人」とみなされ、次から次へと攻撃をくらってしまいます
■ 祭りに参加するときの心得
服装に関してですが、ホーリーの日にお気に入りの服を着て外出をしたら、もう二度と衣類として使い物にならなくなることは確実です
この日のために捨ててもいいTシャツ、パンツ、下着、靴などをあらかじめ用意しておくのがいいでしょう
顔についた色も、数日は落ちないので、その点も注意してお祭りに参加して下さい