「グラブってる?」のCMでお馴染みのグランブルーファンタジー(Cygames)
初リリースからまもなく3年、ダウンロード数が900万越えの人気スマホRPGゲームが今、、、
【ガチャ】
を巡って苦情が殺到しています。 ガチャというのは課金して強い武器などのアイテムを手に入れるシステムで、いくつかのアイテムをランダムで消費者に渡すものです。
今回問題になっているのはレア度が極めて高いSSレアキャラクター「アンチラ」の出現率について。
同時に実装された他のSSレアキャラと比べてアンチラのガチャの出現確率を故意に低く調整したのではないか、という疑いの声が上がっています。 70万円、80万円の課金をしても出ないといった報告や、他にも数十万円規模の課金をして 出なかったという報告が多数あったため、有志によるガチャ履歴のモニタリングを行ったところ…アンチラと同時実装のSSレアキャラの内、アンチラのみが排出率が著しく低いという結果が出たそうです。また、2000回以上の試行回数を実際に回した結果も同様にアンチラのみ排出率が低いと判明。
このガチャ出現率問題について、運営からは謝罪が公表はされているが返金などの措置はなし。
これに対してプレイヤーたちは激怒!
「バカにするのもいい加減にしろ」
「謝罪になってない」
「そこじゃない」
「何の説明にもなっていない」
などの意見が続出。
ついには新聞にも掲載。
消費者庁の立入検査を求める署名まで始まっているらしく、2000人以上の署名が集まったようです。消費者に過剰な期待感を抱かせて消費を喚起しようとした景品表示法の有利誤認、広告の虚偽・誇大広告に近いと見られる事案だと言われています。 加えて、「アンチラ」と同じく有料限定キャラをそろえるとキャラの能力が向上するというシステムが導入されており、規制対象になった「コンプガチャ」に該当するとの批判がこの騒動に拍車をかけてしまったのかもしれません。
せっかく面白い良いゲームを制作し多くのゲームプレイヤーの支持を集めているのですから、きちんと先を見据えた対策を打っていっていただきたいですね。