この真っ赤な調味料のようなもの…何かわかりますか?
とうがらしペーストやチリソースではありません!
マッサ
という、パプリカを塩漬けをして熟成させたコクのある調味料なのです♡
日本では耳慣れない言葉ですが、ポルトガルではどこの家庭にもある万能調味料として使われています。
マッサの魅力は大きくわけて3つ
1.簡単に作れて汎用性が高い
赤パプリカと塩さえあれば、マッサは自宅でも作れます。塩気・甘み・酸味のバランスが良く、肉などの旨みを引き出してくれるため、美味しい料理が手軽に作れます!
2.栄養価が高い!
パプリカは細胞の老化を防いでくれるビタミンA・C・Eを豊富に含んでいる上に、加熱に強いんです♡
美容や健康を気遣ったビタミンたっぷりの食事を作るには、もってこいの調味料ってこと!
3.子供でも食べやすい
ピーマンが嫌いな子供は多いですが、マッサは甘い味付けにすればまるでジャムのようになります♡
まさに万能の名に恥じない調味料ですね♪
どうやって作るの?
マッサを作るには2日ほどかかりますが、時間が必要なだけで手間はほとんどかかりません。
パプリカ(赤) 1個
粗塩 大さじ2杯
【作り方】
1.パプリカを縦に切り、ヘタと種、白い部分を取る。
2.タッパーやボウルなどにパプリカを入れ、塩をまんべんなくまぶす。
3.蓋かラップをし、冷蔵庫で1週間程寝かせる。
4.パプリカから出た水気をキッチンペーパーで取り、1日ほど天日干しする。
5.フードプロセッサーにかけてでき上がり。
※甘くしたい場合
1.塩の代わりにグラニュー糖100gとレモン汁小さじ2を入れて30分寝かせる。
2.①を鍋に入れ、焦げないように火を調節しながらツヤが出るまで加熱する。冷ましてフードプロセッサーにかけたらできあがり。
作り方はわかったけど…
いったいどういう料理にどのくらいの量を投入したらいいかわからないって方、多いと思います。
お肉や魚を漬け込んだり、炒めものや和え物、パスタに絡めても美味しい万能ぶり♡
塩麹のように「塩」を「マッサ」に置き変えるだけで、 旨みや甘み…そしてフレッシュなパプリカの味もプラスされます♪
それではオススメのマッサを使ったレシピをいくつかご紹介していきます♡