外は暑いのに手足はいつも冷たい…
近頃ではそんな「夏の冷え性」に悩む人が増えています。夏の現代病ともいわれる暑い時期の冷え性。一般的には女性に多く見られる症状ですが、最近では冷えに悩む男性も増えているようです。
出典:eonet.jp
□冷房が効いた部屋に長時間いる
□薄着で過ごすことが多い
□汗をかく運動や外出をあまりしない
□お風呂はシャワーだけで済ます
□冷たい飲み物ばかり飲んでいる
□夏野菜を生で摂取している
□二の腕や太ももがひんやりしている
当てはまるものが多いほど注意が必要です!
女性に冷え性が多いのはどうして?
女性は男性よりも筋肉量が少なく、脂肪が多い体質をしています。
筋肉は食べ物から得たエネルギーを燃焼することで体温を維持しており、筋肉量が少ない女性は男性より体温を維持することが難しく冷えにとても弱いのです。
女性と男性では体内で作られる熱量が違うため体感温度に5℃前後の違いがあるのだそうです。
また脂肪は体の熱を閉じ込めておく防寒剤のような役割をしているのですが、脂肪自体に熱を生む力はないので1度冷えてしまうと保冷材のようになり体を冷やしてしまいます!
夏の冷え性が原因のトラブル
出典:eonet.jp
◆自律神経が乱れる
なかなか寝付けない、夜眠れているのに日中も睡魔に襲われる。感情がコントロールできない。
このような症状は自律神経の乱れがから怒ります。また自律神経は発汗や体温調節などの役割も果たしているので、夏バテや熱中症を引き起こしやすくなります。
◆風邪を引きやすくなる
内臓が冷えていると免疫力が低下してウイルスにも感染しやすくなります。また、エアコンなどで空気が乾燥していると喉を痛めやすいです。
◆体のだるさや生理不順
冷たいものばかり飲食したり、体を冷やしてしまうような恰好をしていると胃腸が冷えて消化不良や下痢になりやすいです。
体がだるい、頭が痛い、生理が重たいなどの症状も出てきます。
夏の冷え性の解消法とは
ちょっとした工夫で冷えを防ぐことはできます。
首やお腹や足首を冷やさないようにする、上着や羽織りを持ち歩く習慣をつける、冷たい飲食をできるだけ控える、などできるだけ体を冷やさないように意識していくことが大事です!
体の外側を冷気から守ることができれば、次は内側から体を温めてくれるものを摂取していきましょう。